グランビルの法則について【5】

グランビルの法則について【5】

グランビルの法則を使うにあたって、期間の違う2本の移動平均線が違った傾きを示している場合は少なくありません。
例として、期間の長い26週移動平均線が下を向いてゆるやかな下降トレンドを示しているのに対して、期間の短い25日移動平均線は上を向いて上昇トレンドを示しているという場合。これは「数ヶ月単位のトレンドとしては下向きであるけれども、数週間単位で見れば上昇のトレンドである」というシーンです。

戦略として「25日移動平均線が上向きを示している場合に、株価が25日移動平均線まで下落したタイミングで押し目買いを行う」というスタンスをとっている場合には、長期のトレンドが下降している、26週移動平均線の示すトレンドが弱い時に買いを行うよりも、26週平均線も上向きで、短期間の移動平均線の示すトレンドだけでなく長期の移動平均線も上昇を示しているタイミングの方が、売買の勝率が高まると考えられています。

グランビルの法則を使うにあたって、どの期間の移動平均線が有効な売買サインを示すかはその時々で変化しますが、チャートの基本である「木を見て森を見る」を忘れずに、意識する移動平均線だけではなくそれよりも長期の移動平均線の動きも随時確認してゆくのがいいでしょう。

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