<チャートの理解>移動平均線について【5】

<チャートの理解>移動平均線について【5】

移動平均線は短期間のものほど反応が早いため、値動きが上昇に転じると、短いものから順に反応を始めます。そのため、トレンドが入れ替わる際に過去の値動きを上回るサインとして、短期間の移動平均線が長期間の移動平均線を上に抜くことを『ゴールデンクロス』といい、逆に、長期間の移動平均線が短期間の移動平均線を下に向いて抜くことを『デッドクロス』と呼ばれトレンドの傾向から売買サインとして重宝されています。

上昇トレンドに転じるゴールデンクロスは買いサイン、下降トレンドに転じるデッドクロスは売りサインとして判断されることは多いでしょう。しかし、移動平均線はその過去の期間の平均であることから実際のトレンド転換より遅れる傾向があります。そのため、売買サインが外れる『ダマシ』が多いともされているため、「ゴールデンクロスは買いサイン」、「デッドクロスは売りサイン」などと一概にはいえずときとして疑って見る必要もあるでしょう。

期間の長い移動平均線は、値動きを俯瞰して見ることができるためマクロ的な視点をもつために貴重な指標となります。5日移動平均線、25日移動平均線上では細かいトレンドの動きを示していたとしても、120日移動平均線や200日移動平均線で見ればまた違う状況に見えてくることでしょう。

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